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都会生活とトラウマ夢

ひとによって、ちいさい頃からよく見る夢。というのは
色々あるみたいだけどわたしにもひとつある。トラウマ夢。

わたしは3歳から10年間、ピアノを習っておりその先生が
音大卒の厳しいひとだった。レッスンが終わった後にいつも
聴音のテストがあり、後ろを向かされて先生の弾く3〜5和音を聞き分け
「ツェーデーゲー」「ツェファ」「ハーデーゲー」などとドイツ語で
答えていくのだがこれがまた間違えると怖かった。間違って答えた途端に
ダーン!と不協和音を鳴らして「ちがう!」と言われるのだった。
そのたびに後ろを向いている幼稚園児のわたしはピョコンと
飛び上がりそうになった。こ、こわい。
今思うとなんで幼な子にこんなスポコン漫画並みの厳しいレッスン?

まぁそれでも色んな楽しみを見い出し、発表会に出たり、時には
サボったりしながら何とか10年間続けた。気がする。
いや確かに続けたのだ、中学生になるまでは。このあたりが非常に
曖昧なのは「辞めた記憶がない」からである。あの怖い先生に自ら
「辞めます」と言ったのだろうか。言えたのだろうか。
そのへんの記憶がキレイにすっぽり抜けおちている。気がついたら
わたしは14歳で、もうピアノのレッスンには通っていなかった。

そしてその続きを、20年近く経った今でも未だに夢で見るのだ。
夢の中で(既に大人になっている)わたしは突如
「ぎゃ!忘れてた!レッスンにいかなきゃ」と思い出すのである。
なぜなら13歳の時に「辞めます」と言ってない=まだ先生は
あのマンションの一室でわたしが来るのを待っている=怒られる!
と夢の中ならではの短絡的思考でもって、とっても焦るのだ。
焦りまくって「ヤバい!とにかく行って辞めることを伝えなくちゃ」
と思うのだけれどいつも何故だかその部屋までたどり着けない。
道が分からなくなる、誰かが邪魔する、時計の針が進むスピードが
異常に早い、など理由はその都度ちがうのだけれど
とにかくわたしは約束の時間にレッスンには行けず
結局「辞めます」とは言えないままなのだ。

その夢を昨夜、ひさびさに見た。夢の中で「ああ、まただ」と思う。
でも今回もやっぱりあとちょっとの所で「辞めます」と
言えませんでした。あーあ。いつか辞められる日がくるのかしら。

*こんな夢を未だに見るけれど、わたしはピアノを
習っていてよかったと思ってます。これホント。


babytoi